このシリーズでは英語の色々な類義語を学習します。今回は「知らせる」という意味を持つ英単語の使い分けとニュアンスの違いを解説します。
「知らせる」の英単語
inform, notify, warn, announce, advise
類義語の使い方とニュアンス
inform
inform は、口頭や書面で「知らせる」という意味です。
notify
notify は inform より硬い表現で、重要なことを正式に「通知する」場合に使います。
主に「助言する」という意味で使う advise にも、何かを「正式に通知する」という意味がありますが、非常に硬い表現であるため主にビジネスの場面で使われます。
warn
warn は、予測される危険や相手にとって不都合な事態について、前もって「注意する」「警告する」という意味で使います。
announce
announce は、公式に、または公の場で何かを発表することを意味します。
inform
[動詞の主な意味]
(人に)(口頭・書面で情報・予定などを)知らせる。
[発音]
infɔ́ːrm インフォーム(アクセントは、フォー)
[語形変化]
現在形: inform
三人称単数現在形: informs
過去形: informed
過去分詞: informed
現在分詞: informing
[例文]
We regret to inform you that we are going to close our Fukuoka branch.
訳: 残念ですが、我々の福岡支店を閉鎖することをお知らせします。
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notify
[動詞の主な意味]
(人に)(重要な情報などを)正式に通知する。(informよりも堅い表現)
[発音]
nóutəfài ノウティファイ(アクセントは、ノ)
[語形変化]
現在形: notify
三人称単数現在形: notifies
過去形: notified
過去分詞: notified
現在分詞: notifying
[例文]
The company must notify their users if something does go wrong with their online system.
訳: オンラインシステムに異常が発生した場合、その会社はユーザーに通知しなければならない。
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warn
[動詞の主な意味]
(人に)(危険・問題などを)警告する。
[発音]
wɔ́ːrn ウォーン(アクセントは、ォー)
[語形変化]
現在形: warn
三人称単数現在形: warns
過去形: warned
過去分詞: warned
現在分詞: warning
[例文]
I have to warn you about the dangers of driving after drinking
訳:私はあなたに飲酒運転の危険性を注意する必要がある。
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announce
[動詞の主な意味]
(情報・計画・結果などを)発表する。(公共の場所でスピーカーなどで)アナウンスする。
[発音]
ənáuns アナウンス(アクセントは、ナ)
[語形変化]
現在形: announce
三人称単数現在形: announces
過去形: announced
過去分詞: announced
現在分詞: announcing
[例文]
The venture company will announce a plan to release a cutting-edge humanoid robot.
訳:そのベンチャー企業は最新鋭の人型ロボットのリリース計画を発表するつもりです。
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advise
[動詞の主な意味]
(人に)アドバイスする、助言する。(人に)(状況・変更などを)正式に伝える。
[発音]
ədváiz アドバイズ(アクセントは、バ)
[語形変化]
現在形: advise
三人称単数現在形: advises
過去形: advised
過去分詞: advised
現在分詞: advising
[例文]
I advise you to eat more vegetables
訳:もっと野菜を食べるように勧める。
Please advise us of any changes to your contact details.
訳:ご連絡先に変更がありましたらお知らせください。
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以上、ご閲覧ありがとうございました。