このシリーズでは、いろんな種類の類義語を学習します。今回は「比べる」という意味を持つ英単語の使い分けとニュアンスの違いを解説します。
「比べる」の英単語
使い分けのポイント
compareは「比べる」という意味で使う最も一般的な動詞で、複数の物事の間にどのような類似点や相違点があるかを知るため、またはより良い方を選ぶために複数の物事を比較する場合に使います。contrastには名詞として「相違」という意味があり、動詞として使うと類似点ではなく相違点を明らかにするために二つの物事を「対比する」ことを意味します。なお、compareは二つ、またはそれ以上の物事を比べる場合に使うことができますが、contrastは二つの物を対比する場合にのみ使います。
【目次】
compare
[動詞の主な意味]
(複数の物・人などを)比べる。(最も一般的な表現)
[発音]
kəmpéər コンペア(アクセントは、ペ)
[語形変化]
現在形: compare
三人称単数現在形: compares
過去形: compared
過去分詞: compared
現在分詞: comparing
[例文]
She compared the two documents carefully.
訳:彼女はその二つの文書を慎重に比較した。
【BACK】
contrast
[動詞の主な意味]
(相違を明らかにするために)(二つの物・人などを)対比する。
[発音]
kəntrǽst コントラスト(アクセントは、ラ)
[語形変化]
現在形: contrast
三人称単数現在形: contrasts
過去形: contrasted
過去分詞: contrasted
現在分詞: contrasting
[例文]
The book contrasts the Japanese education system with the American one.
訳:その本では日本の教育制度をアメリカの教育制度と対比している。
【BACK】
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