TOEIC Part5 問題集 | 満点コーチ作成 No.3

公開テストで990点満点を20回以上取得したTOEICコーチが作成したPart5 練習問題です。解き方まで分かりやすく解説しています。今回はスコア700~749点レベル問題を6問出題します。

TOEIC Part5 短文穴埋め問題 2023 No.3

英文の空欄に該当する最も適切な単語やフレーズを(A)~(D)の選択肢から選んでください。

Question #1

We had __________ high demand for our workshop last month that we had to relocate to a larger venue.

(A) very
(B) so
(C) even
(D) such





※解答は下にあります↓




Q1の解説(構文の文法問題)

We had such high demand for our workshop last month that we had to relocate to a larger venue.

先月、私たちのワークショップに対する需要が非常に高かったため、より大きな会場に移動しなければなりませんでした。

(A) very (B) so (C) even (D) such

この文は “such … that ~(とても…なので〜である)” の構造を持ち、”such” が 名詞句”high demand(高い需要)” を修飾し、”that”で始まる従位節が結果を示しています。この構造は、何かが非常に大きな程度や量であることを示し、それによって特定の結果が生じたことを示します。

語彙:
such: 形容詞や副詞を修飾し、程度が非常に高いことを示す。
demand(名詞:需要)
workshop(名詞:ワークショップ、研修会)
relocate(動詞:移転する)
venue(名詞:会場)

解き方

この問題は ” such … that ~(とても…なので〜である)” の構文の理解が鍵です。”such” は名詞句 “high demand” を強調し、”that” で始まる従位節が結果を示しています。”such high demand that we had to relocate to a larger venue” は「非常に高い需要があったために、より大きな会場に移動する必要があった」という意味になります。

【答え】
(D) such

不正解の選択肢

(A) very は形容詞や副詞を単独で修飾しますが、”such … that ~”のように後ろにthat節はきません。

(B) so は “so … that ~” の構造で使われるが、soとthatの間は名詞句でなく、形容詞または副詞が入ります。この文では名詞句” high demand”なので不適切です。

(C) even は強調のために使われますが、”such … that ~”のように後ろにthat節はきません。



Question #2

A partnership was formed with Brinker Network Solutions __________ the aim of developing innovative networking technologies.

(A) At
(B) With
(C) Among
(D) From





※解答は下にあります↓




Q2の解説(前置詞の文法問題)

A partnership was formed with Brinker Network Solutions with the aim of developing innovative networking technologies.

革新的なネットワーキング技術を開発する目的で、ブリンカー・ネットワーク・ソリューションズと提携関係を結んだ。

(A) At (B) With (C) Among (D) From

“A partnership was formed with Brinker Network Solutions” は、提携が結ばれた状況を説明しています。”with the aim of developing innovative networking technologies” は、その提携の目的を述べています。

語彙:
partnership(名詞:提携、パートナーシップ)
formed(動詞form「形成する」の過去形)
innovative networking technologies(名詞句:革新的なネットワーキング技術)

解き方

空所は、提携の目的を導入する前置詞が必要です。(B) With は、「~と共に」という意味の前置詞で、この文脈では「特定の目的を持って」という意味になります。”with the aim of” は「~を目的として」というフレーズで、提携の目的を明確に示しています。

【答え】
(B) With

不正解の選択肢

(A) At は場所や時間を示す前置詞であり、この文脈では不適切です。

(C) Among は「~の間で」という意味の前置詞で、この文脈では適していません。

(D) From は「~から」という意味の前置詞で、この文脈では適していません。



Question #3

To adapt to changing work environments, Silver Oak Insurance Group announced that a new policy __________ to support remote working effectively.

(A) will be implemented
(B) have been implemented
(C) is implementing
(D) had implemented





※解答は下にあります↓




Q3の解説(動詞の文法問題)

To adapt to changing work environments, Silver Oak Insurance Group announced that a new policy will be implemented to support remote working effectively.

シルバーオーク保険グループは、変化する職場環境に適応するため、リモートワークを効果的に支援する新たな方針が実施されることを発表した。

(A) will be implemented (B) have been implemented (C) is implementing (D) had implemented

“Silver Oak Insurance Group announced” は、保険グループによる発表を示しており、”that a new policy will be implemented” はその発表の内容を説明しています。

語彙:
adapt(動詞:適応する)
work environments(名詞句:労働環境[複数])
policy(名詞:方針、ポリシー)
remote working(名詞句:リモートワーキング)
implement の他動詞は「(計画など)を実行する」の意味。implemented は implement の過去分詞。

解き方

この問題は次の2つのステップで考えていきます。

1. 主語と動詞の関係の考察(能動態 vs. 受動態) ⇒ 主語”a new policy”と動詞 implement(実施する)の関係は、ポリシーはアクションを受ける側(実施される)です。したがって、受動態が適切です。受動態の選択肢は(A) will be implemented と(B) have been implemented の2つです。

2.主語と述語の一致の考察 ⇒ 主語“a new policy”は単数形であるため、動詞の形を一致させなければなりません。(B) have been implemented は主語が複数形でないので不適切です。

時制的にも問題がないので、(A) will be implementedが適切です。

【答え】
(A) will be implemented

不正解の選択肢

(B) have been implemented: “have been” は複数形で、単数形の主語”a new policy”とは一致しないため不適切です。

(C) is implementing: これは能動態の表現で、受動態が必要な文脈では不適切です。

(D) had implemented: これは能動態の表現で、受動態が必要な文脈では不適切です。



Question #4

In his driving class, Mr. Tran teaches new drivers to always stay __________ on the road for potential hazards and distractions.

(A) alert
(B) alerted
(C) to alert
(D) alerting





※問題の解答は下にあります↓




Q4の解説(動詞の語法問題)

In his driving class, Mr. Tran teaches new drivers to always stay alert on the road for potential hazards and distractions.

トランさんは運転教室で新しいドライバーに、潜在的な危険や注意散漫に常に注意を払うよう教えています。

(A) alert (B) alerted (C) to alert (D) alerting

“In his driving class, Mr. Tran teaches new drivers” は、トランさんが新しいドライバーたちに教える内容を導入しています。”to always stay alert on the road for potential hazards and distractions” は、常に注意を払うべき状況を述べています。

語彙:
potential hazards(名詞句:潜在的な危険)
distractions(名詞:気を散らすもの[複数])

解き方

“stay” は第2文型を取る一般動詞で、「~の状態にとどまる」という意味を持ち、直後に形容詞を取ることができます。空所には、ドライバーが道路上でどのような状態を保つべきかを表す形容詞が必要です。(A) alert は形容詞で、「警戒している」という意味で、この選択肢が適切です。”stay alert” は「警戒を怠らない、常に注意する」という意味で、”on the road” を加えることで、「道路上で常に注意する」という意味になります。

【答え】
(A) alert

不正解の選択肢

(B) alerted は過去分詞で、「警告された」という意味ですが、この文脈ではドライバー自身が警戒状態を保つことが求められているため不適切です。

(C) to alert は動詞の不定詞形で、「警告するために」という意味ですが、”stay to alert”は「警告するためにとどまる」という意味になり、不適切です。

(D) alerting は動詞の現在分詞形で、「警告している」という意味ですが、この文脈では警戒状態を保つことが求められているため不適切です。



Question #5

One __________ for receiving the annual performance bonus is that employees must meet or exceed their quarterly sales targets.

(A) reason
(B) potential
(C) objective
(D) requirement





※問題の解答は下にあります↓




Q5の解説(名詞の語彙問題)

One requirement for receiving the annual performance bonus is that employees must meet or exceed their quarterly sales targets.

年間の業績ボーナスを受け取るための要件の一つは、従業員が四半期ごとの販売目標を達成または上回ることです。

(A) reason (B) potential (C) objective (D) requirement

“One requirement for receiving the annual performance bonus”は主語で条件または基準を示します。”is that employees must meet or exceed their quarterly sales targets”はその条件または基準が何であるかを具体的に説明しています。

語彙:
・requirement(名詞:要件)
・annual performance bonus(名詞句:年間の業績ボーナス)
・quarterly(形容詞:四半期の)
・sales targets(名詞句:販売目標[複数])

解き方

that以下の”employees must meet or exceed their quarterly sales targets”が「従業員が四半期ごとの販売目標を達成または上回らなければならない」という意味なので、主語は「年間の業績ボーナスを受け取るための条件」とすると文意が通ります。したがって、(D) requirement(要件、必要条件)が適切です。

【答え】
(D) requirement

不正解の選択肢

(A) reason は「理由」という意味の名詞ですが、この文脈ではボーナスを受け取るための具体的な「条件」が求められているため不適切です。

(B) potential は「潜在的」という意味の名詞ですが、この文脈で求められるのは条件を表す具体的な名詞です。

(C) objective は「目的」または「目標」という意味の名詞ですが、この文ではボーナスを受け取るための「要件」を表す名詞が適切です。



Question #6

Venture Phoenix Project should be undertaken swiftly, __________ under the guidance of an experienced, skilled project manager.

(A) remarkably
(B) ideally
(C) indefinitely
(D) enormously





※問題の解答は下にあります↓




Q6の解説(副詞の語彙問題)

Venture Phoenix Project should be undertaken swiftly, ideally under the guidance of an experienced, skilled project manager.

ベンチャーフェニックスプロジェクトは、理想的には経験豊富で熟練したプロジェクトマネージャーの指導のもと、迅速に実施されるべきである。

(A) remarkably (B) ideally (C) indefinitely (D) enormously

主部は”Venture Phoenix Project” で、述部は ” should be undertaken swiftly“、これに副詞 “ideally”が前置詞句”under the guidance of an experienced, skilled project manager” を修飾して説明を加えています。この文は、「プロジェクト実行の方法」に関する提案を含んでいます。

語彙:
・undertaken(動詞undertake「着手する、実行する」の過去分詞形)
・swiftly(副詞:迅速に)
・ideally(副詞:理想的に)
・guidance(名詞:指導、案内)
・experienced(形容詞:経験豊富な)
・skilled(形容詞:熟練した)

解き方

この問題では、プロジェクトの実行方法に関する最も適切な副詞を選ぶことが重要です。”ideally” は、理想的な状況や条件を示すために使われ、この文脈ではプロジェクトがどのように実行されるべきかを表現しています。”ideally under the guidance of an experienced, skilled project manager(理想的には経験豊富で熟練したプロジェクトマネージャーの指導のもと)” は、プロジェクトが最も効果的に運営される理想的な方法を示しています。

【答え】
(B) ideally

不正解の選択肢

(A) remarkably は「驚くほどに」という意味ですが、この文脈ではプロジェクトの実行方法に関する情報を提供しません。

(C) indefinitely は「無期限に」という意味で、迅速な実行とは相反する意味合いがあります。

(D) enormously は「莫大に」という意味で、この文脈ではプロジェクトの実行方法に関する情報を提供しません。

TOEIC Part5 問題集 満点コーチ作成 No.4

TOEIC Part5 問題集 満点コーチ作成 No.4は次のページで公開中です。

TOEIC Part5 問題集 | 満点コーチ作成 No.4